GREETING

ご挨拶
―

　平素は、社会福祉法人 二人同心会の法人運営ならびに各種事業実施につきまして、ご理解、ご協力を賜り厚く御礼申しあげます。

　私儀、このたび、前三木照清理事長の後任として理事長を拝命しました。歴史と伝統のある当法人における重責に身の引き締まる思いです。

　当法人は、未だ戦後社会が安定しない頃、神戸のまちで生活に困窮する母子世帯を支援するために、1955年5月に若菜母子ホーム（神戸市長田区重池町）を開設したことにその端を発します。1961年4月には「社会福祉法人若菜母子ホーム」として設立認可を受けました。

　その後、あらたに神戸市中央区に建設された広大な人工島ポートアイランドにおいて、子育て世帯の支援を担うべく、1982年4月に「ポートピア保育園」を開園、法人名称を「社会福祉法人 二人同心会」に変更しました。この「二人同心」という言葉は、古代中国の儒教の経典『易経』に記述された一文「二人同心、其利断金」に由来します。

   その意味は、「二人の心を合わせて一致協力すれば、硬い金属でも断ち切るような威力を発揮する」というもので、法人の理念である「人と人が心を合わせ、命のはじまりから最期まで、その人らしい豊かで健やかな暮らしを支えます」はこの趣旨に基づいています。

   1995年には我が国の少子高齢社会の到来に先駆けて、3月に若菜母子ホームを閉鎖し、4月には東灘区に特別養護老人ホームセ・ラ・ヴィ（仏語「これぞ人生だ」「人生には思い通りにならないこともあるが、前を向いて進んで行こう」の意）を開設しました。

   その後も、順次施設や事業を拡充し、多様な高齢福祉や児童福祉のサービスを営む法人となり今後も法人の理念や歴史を大切にして、利用者がその人らしく輝き、安心安全が保たれた生活の維持をめざして いきたいと考えます。

   また、引き続き、経営基盤の安定・強化に努めるとともに、全ての職員が良質なサービス提供に専念できる組織づくりに向けて精一杯努力していく所存です。

さらに、2016年の制度改正により社会福祉法人の使命となった「地域における公益的な取り組み」も積極的に推進していきたいと考えます。つきましては、利用者の皆様をはじめ地域の皆様、関係機関の皆様のいっそうのご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

理事長 飯島 久道

PHILOSOPHY

法人理念
―

「人と人が心を合わせ、命のはじまりから最期まで、
その人らしい豊かで健やかな暮らしをささえます」

激動する社会情勢にも、法人創立時の志を忘れずに人と人の
協同のもと温もりあるサービスを提供します。

IMPORTANT

私たちが大切にしていること
―